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2024年度年末調整の変更点:国外居住親族への送金関係書類

国外居住親族への送金関係書類
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2024年度年末調整の変更点

2024年度の税制改正の中心は定額減税ですが、年末調整としては他にも変更点があります。
定額減税を含む、2024年度年末調整の変更点は下記の5点です。

  • 定額減税
  • 国外居住親族への送金関係書類の範囲追加
  • 扶養控除申告書の提出簡略化
  • 保険料控除申告書の提出簡略化
  • 住宅ローン控除の適用に係る手続きの変更

今回の記事では2点目の国外居住親族への送金関係書類の範囲追加について説明していきます。

国外居住親族への送金関係書類の範囲追加

国外居住親族の扶養控除適用を受けるにあたり、年末調整の際に送金関係書類を提出する必要があります。

送金関係書類とは

次の書類で、居住者がその年において国外居住親族の生活費又は教育費に充てるための支払を必要の都度、各人に行ったことを明らかにするものをいいます。
(その書類が外国語で作成されている場合には、その翻訳文を含みます。)。

  • 金融機関(注1)の書類又はその写しで、その金融機関が行う為替取引により居住者から国外居住親族に支払をしたことを明らかにする書類
  • いわゆるクレジットカード発行会社の書類又はその写しで、国外居住親族がそのクレジットカード発行会社が交付したカードを提示等してその国外居住親族が商品等を購入したこと等により、その商品等の購入等の代金に相当する額の金銭をその居住者から受領し、又は受領することとなることを明らかにする書類
  • 電子決済手段等取引業者(注2)(電子決済手段を発行する一定の銀行等又は資金移動業者を含みます。)の書類又はその写しで、その電子決済手段等取引業者が行う電子決済手段の移転により居住者から国外居住親族に支払をしたことを明らかにする書類

参考情報

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