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令和6年度年末調整に対応した「ふたば(国税チャットボット)」

チャットボットふたば
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10月になり、国税庁のホームページでも様々なドキュメントが公開され始めました。
今回は便利なチャットボット、ふたばを取り上げてみたいと思います。

チャットボットって何?

Googleにて「チャットボットとは」で検索した際のAI解説です。

今更ですが、そもそもチャットボットって何なのか、について簡単に。

チャットボットとは、ユーザーとコンピューターがリアルタイムに会話するようにやり取りする「自動会話プログラム」です。英語の「chat(雑談・会話)」と「bot(ロボット)」を組み合わせた言葉で、自然言語処理や人工知能(AI)技術を活用して、ユーザーの疑問や問い合わせに答えます。

チャットボットのメリットとしては、次のようなものがあります。

  • コンピューターが苦手でも利用しやすい
  • 24時間365日問い合わせ受付が可能
  • 人材不足の課題を解消できる
  • リードの創出やコンバージョン率の向上に役立つ

チャットボットには、あらかじめ設定したルールに従って回答するシナリオ型と、データやログを基に自己学習するAIチャットボットがあります。シナリオ型は登録されていない内容には返答できませんが、AIチャットボットはシナリオ型よりも多くの会話に対応しています。

Google検索の生成AIによる概要

ここ数年でAI技術が飛躍的に進歩したこともあり、以前よりも格段に使いやすくなっている印象です。

実際に使ってみよう

チャットボット「ふたば」は国税庁の「チャットボット(ふたば)に質問する」のページからアクセスできます。

スマホ用のQRコードはこちらになります。

パソコンの場合は上記の水色のボタン?バー?をクリックすることでチャット画面が起動します。

一番上の「年末調整」を選択すると、まずチャットボット使用に関する注意事項が表示された後、「始める」を選択することで次の画面になります。

「年末調整における定額減税」を選択すると

このように、関連する事項が更に表示され、質問内容へと誘導してくれます。
あるいは、下部の「ここに質問を入力してください。」と書かれている欄に、直接知りたいことを入力することも可能です。

会話形式で直接的に回答をしてくれるわけではない。。。

チャットボットはあくまでも予想される質問に対して回答を準備している仕組みですので、会話形式での応答をしてくれるわけではありません。
例えば「ここに質問を入力してください。」に対して
「パートで働いている妻は定額減税の対象になりますか?」
と入力してみます。

恐らく、「妻」「定額減税」「対象」といったキーワードから、準備された回答が表示されますので、この中から自身の状況に適合した内容にたどり着くことができる回答を見つける必要があります。
同じやり取りを電話相談センターで行うと、「配偶者の年収」「ご自身の年収」といった状況のヒアリングの後に、的確な回答をもらえると思います。

使い方にコツは必要。でも便利!

やはり、ある程度知りたいことを知った上で、回答を見つける必要があるのかな、という印象ではありますが、

  • 土日も含めて24時間いつでも利用可能(メンテナンス時を除く)
  • 電話相談センターのように込み合うことがない

この2点だけでも、非常に便利ですね。

利用における注意点

絶対に個人情報は入力しないようにしましょう。

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